2010.04.28 Wed
今でも現役!40年以上前のパチンコ台のある風景
そんな私だけの文化遺産をちょっとだけ紹介します。

ここは某有名厄除け寺の参道にある 一見ただのお土産物屋さん
・・・がしかし その横には一切看板も何もないのだが遊戯施設があり、何が置いてあるんだろうと中を覗くとそこには!!

パチンコ台である。
しかしよく見てほしい、電動ハンドルではなく昔ながらのバネ式のパチンコ台

しかも、単発ですよ。
パチンコ玉を1発づつ入れて玉を発射するんです。
オール5と書いてあるのは、子供でも出来るようにと玉がチエッカーに入ったとき
5個ずつしか出ないように改造してあるからだそうです。

真ん中にチューリップがあるところから、チューリップが考案された昭和32年(1956年)以降の
モデルだと思いますが、間違いなく昭和30年代から40年初頭のものだと思います。

こちらの穴からパチンコ玉を1発づつ入れて バネ式レバーを弾いて玉を発射します。
もちろん玉も錆び錆びで、本当なら釘に絡んで当り連発しそうですが・・・
そんなにうまくは行きませんでした。

今では有り得ない、レールが開いているレトロタイプ
ですから玉を強く弾きすぎると、玉がレール沿いに1周して元に戻ります。
この状態をなんと呼ぶのかわかりませんが、亡くなった私の祖父(じーじ)は
「ふぁおり」と呼んでいました。昔の人なんで「ファウル」と発音できなかったんですね~
私の母親は今でも「ピンクレディ」を「ピンクレデエー」
「パンティー」を「パンテエー」と呼んでいます。
「イギリス」を「エゲレス」と イとエの発音できない時代の人たちですからね~

これも懐かしい 自動貸玉機も現役で使えます。
100円入れると玉が出てきますが、こぼれないように搬出口を上に押し上げると
ストッパーが外れる 安全装置つきです。

この遊技場、間違いなく私の中の文化遺産に認定です。
お店の人に話を聞いたら、昔は射的などもやっていたそうですが
おじいさんが亡くなってから、パチンコだけを残したそうです。
やはり40年以上前の代物だそうです。
いつまでも残してほしい昭和の時代のパチンコ遊技場でした。
以上、レトロパチンコ台を打ちながらHearts(室長)がお伝えしました。
☆「あなたのかわりに・・・」でレポした私の中の文化遺産の話題をすべて見てみる?
こんなパチンコ台見てみたい!と思ったら、下のランキング応援バナーをぽちっとクリックお願いします。
静岡情報



| ≪私の中の文化遺産≫ | 14:26 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑
おお~っ!!
懐かしいですね~。
と言っても、40年前にパチンコ屋に行っていたわけではありません(笑)
子供の頃によく行った駄菓子屋にパチンコ台があって、それが玉を1個ずつ入れる、ファウル有りのタイプでした。
写真を見たら、行きたくなっちゃいました。
| ゴリ | 2010/04/29 00:58 | URL | ≫ EDIT